サイバーナイフを知る

治療を受けるには

病院

サイバーナイフとは、脳腫瘍などの治療に使用されている放射線治療装置です。医師がコンピュータによって操作することで、ロボットアームにより誤差1ミリ以下という精度で放射線を照射できます。 複雑な構造をしている頭蓋骨の内部で、ピンポイントで放射線を照射し、効果の高い治療効果を出すことができるため、サイバーナイフは注目されています。ただし効果を与えることができるのは直径3センチまでの腫瘍なので、それ以上の腫瘍がある場合は、外科的療法など違う治療が必要になってきます。 また、サイバーナイフを導入している医療機関は全国に20箇所ほどと限られているので、治療を希望する場合には、まずは導入している医療機関を受診することが必要となります。

サイバーナイフの長所

従来の放射線治療装置では、誤射を防ぐために頭蓋骨をフレームやネジなどでしっかりと固定する必要がありました。しかしサイバーナイフの場合、精度が高いため誤射のリスクは少なく、そのため治療を受ける患者は、頭蓋骨を固定されずに済みます。固定による痛みが生じない点が、サイバーナイフが注目されている理由のひとつです。 さらに、外科的療法と異なり麻酔を必要としないので、日帰りができますし、食事などもおこなうことができます。さらに一度に広範囲に照射することも、回数を分けて少しずつ照射することもできるので、個々の都合に合わせて治療を進めていくことが可能です。基本的に健康保険が適用されるので、治療費の負担が3割程度になることも長所のひとつです。